こんにちは、株式会社丑山型枠工業です！
埼玉県さいたま市を拠点に関東一帯で、型枠工事を行っております。
今回は、大型構造物や高層ビルなどで使われる「マスコンクリート」と「流動化コンクリート」についてご紹介いたします！
コンクリートにも種類がたくさんあり、状況や建築物によって使い分けをします。
大型構造物や高層ビルなどに適用される「マスコンクリート」と「流動化コンクリート」はどんなものなのでしょうか？
最後までぜひご覧くださいね！

マスコンクリート

マスコンクリートは質量や体積が大きく、一辺が80～100cm以上あるダムや大きな壁といった大規模な構造物に用いられます。
マスコンクリートは分厚く水和反応熱によって表面部と内部に温度差が生じ、温度応力による温度ひび割れが発生しやすい特徴があります。
ひび割れ対策として、温度が上昇しにくい環境をつくったり、発熱量の低いセメントを材料にしたりするなどの対策が行われています。

流動化コンクリート

流動化コンクリートとは、硬化前のコンクリートに流動化剤を混ぜた、流動性の良いコンクリートのことです。
粘性の高いコンクリートだと、型枠に打設して隅々まで充填させる作業は大変ですよね。
流動化剤を混ぜることで通常のコンクリートよりも少ない水量で同じくらいの流動性を得られるので、乾燥収縮のリスク軽減や水和熱量の低減が可能になるのです！
プレキャスト工場製品や高層ビルなどに使われています。
高流動コンクリートというものもあり、難易度の高い形状や配管内などに使用します。
充填する際きちんと入っているか、骨材やセメントが分離していないかわかりません。
そこで流動性の高いコンクリートを使うことで、難しい形状でも充填を可能にするのです！

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最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。